最新更新日:2017年03月24日

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「中村江里子のわたし色のパリ」(中村江里子著)ひとりの日本女性が刻むパリでの成長ステップ

「中村江里子のわたし色のパリ」(中村江里子著・KKベストセラーズ)
ひとりの日本女性が刻むパリでの成長ステップ
 
 
元フジテレビアナウンサーの中村江里子さんが、フランスの実業家との結婚後、
パリでの生活の知恵、フランス風育児、フランス人との付き合い方などを綴る一冊。
 
アナウンサーという肩書から離れて、ときに日本とフランスの違いを感じながら
ひとりの日本人女性として強く歩みを進める姿が読み取れます。
 

 
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■「求めすぎない」がフランスで快適に暮らすコツ
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ガムを噛みながらレジを打つスーパーの店員。
30分は待たされる郵便局。
4時間遅れでやってくるTV修理人。
 
サービス大国、日本では考えられないようなおおざっぱぶりに
中村さんもイライラしがちだったと言います。
しかし、それを「受け入れる」ことから、生活の質が変化していくことに。
今では、妊婦や子供連れに笑顔を返してくれるフランス人の良さや
自分以外の人の意見を取り入れるフランス人の鷹揚さに気づけるようになります。
いつのまにか「おしゃべりになった」と周囲から言われるように。
 
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 ■国際結婚の苦労と喜び」 
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生活していく上で、大好きな彼のことだけを見ているわけにはいきません。
その周りも、よく目を見開いて、見ていくことが大切、と中村さんは書いています。
「憧れ」プラス「現実」を冷静に受け入れていくと、
パリ独特の美しさや優しさに気づけるようになるのです。
実際に、フランス人男性との結婚・フランス生活を送る中村さんならではの重みのある言葉です。
 
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 ■素敵なおもてなしができる女性
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何かと人を自宅に招くことの多いフランス文化。
ランチ、ディナー、カクテル、お茶・・・
フランスでは、いつ誰が訪ねてきてもいいように、
人が集まる部屋だけはきれいに整理整頓しておくのだとか。
ホストは意外とあまり余計な気遣いはせず、みんなと一緒にワイワイ楽しむのがフランス流。
一見、「すてきな文化!」と憧れるような風景ですが、
中村さん、最初は、その文化にとまどいを感じ、ストレスをためることがあったと言います。
 
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 ■医療機関は悩みの種です
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日本と違って、すべて予約制のフランスの病院。
予約時間に行っても30分は余裕で待たされます。
そして、医療費の還付を受けるためのシステムが、少し複雑。
これからフランス生活を始める方には、必読の章です。
 
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 ■フランスマダムたちは年齢をどう考えているのか
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「自分のために生きている」その実感のもと年齢を重ねるフランスの大人の女性たち。
ことさらに加齢を気にしている様子はありません。
その理由は、フランスでは、男女ともに
「年齢を重ねるほどに、魅力は増すものだ」という考えが浸透しているから。
40歳を迎える中村さんも、これからの年齢の重ね方にいろんな夢を膨らませているようです。
 
理想とのギャップに苦しみ、それを乗り越えた中村さんの自叙伝だからこその説得力。
外国暮らしをこれから始めようという方全員の指南書となるでしょう。
 
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