最新更新日:2017年12月15日

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「ニューヨークの魔法は続く」(岡田光世著)これがNYの温かい裏側

「ニューヨークの魔法は続く」(岡田光世著・文春文庫)istock_000003630210xsmall
これがNYの温かい裏側

 
本当のニューヨークとは・・・
この問いに答えられる人はそう多くありません。
でも、この本の中に、もしかしたら、そのヒントが隠されているかもしれません。
 
「ニューヨークの魔法は続く」は、ニューヨーク在住の著者・岡田光世さんが綴るエッセイ集。
日常のささいな出来事や心温まるエピソードで満ち溢れています。
 
ニューヨークの生活は刺激的かつアグレッシブ。冬は厳寒・夏は高温、目まぐるしい時間が過ぎ、決して誰にでも住みやすい街ではありません。しかし、この本では「暮らしにくい街」をあっさりくつがえし、むしろ見過ごしていた「ほっこり感」が味わえます。

 
 
「ブルックリンの罪ほろぼし」には、駅清掃の社会奉仕にいそしむ軽犯罪者が登場します。
罰として強制された駅の落書き清掃。なのに、彼らは時間を追うにつれて次第にやりがいを感じ始めます。
楽しみながら更生していく若者たちの姿は、過去のある時期、犯罪撲滅を真剣に考えたニューヨークならではの情景です。

 
「車内放送」ではスピーディな街に生きるニューヨーカーが、無駄な時間さえ、有意義に前向きにとらえるスピリットが描かれます。
停車する地下鉄内。イライラが募ります。
そんなとき車内に流れるのは車掌のユーモアあふれる車内アナウンス。
吉本芸人顔負けのボケをかます車掌に対して
絶妙にツッこむ乗客。
電車に閉じ込められた状況に、ウィットとユーモアが車内にあふれかえります。

 
一攫千金を夢見る芸人やアーティスト・・・彼らにとっては、地下鉄の中だってステージになります。
「地下鉄の芸人」には、ちょっと迷惑な、でも嫌いになれないオペラ歌手や手品師が次々と登場します。istock_000003703740xsmall

 
凍りつくセントラルパークで、自分の食事を犬に分け与えるホームレス 「冬の仲間」
混雑するバスで、不思議に生まれた乗客たちの一体感 「暴動のうわさ」
いずれのエッセイにも、わが身より他人を思いやる住民たちが登場します。

 
目を凝らせばとても人間的な街、ニューヨーク。そのギャップを体験してしまうと、もうこの街の魅力から離れられない。
 

この本を読めばあなたもきっとニューヨークに住みたくなる。
世界一厳しくて、世界一前向きなニューヨークを、とくとご覧あれ。
 
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