最新更新日:2024年04月25日

無料で資料をもらいましょう!

留学したい!思い立ったら最初に知っておきたい『留学の種類』。

海外留学を思い立ったら、最初に知っておきたいのが「留学の種類」。
 
現在、日本人留学生が参加できる留学には何種類あると思いますか?実はざっと分けるだけでも15種類もあるんです。
 
海外留学には、生涯のうちに何回も行けるわけではありません。それなら、限られた時間と予算を、自分に理想的な形で実現したいもの
 
後になって「こんな方法もあったんだ!」とならないように、海外留学の方法を知っておきましょう。
 

【目次】

1. 語学留学
2. ワーキングホリデー
3. 海外インターンシップ
4. 専門留学/資格取得留学
5. 海外大学留学
6. 高校生の留学
7. 小学生・中学生の留学
8. 海外大学院留学
9. 短期エグゼクティブMBA
10. エクステンション留学
11. 海外ボランティア
12. 親子留学
13. 大学交換留学
14. ファームステイ
15. オペア/デミペア

 

語学留学

海外語学留学
 
海外の語学学校に通学し、語学力アップを目指すのが『語学留学』。入門レベルの人から大学進学を目指す人、仕事に応用したい人までどんなレベルの人でも留学できます。
 
語学留学には目標に応じていろんなコースがあります。主なコースを一覧にしておきますのでぜひ覚えておきましょう。
 
なお、各コースでどんなことができるかについては『【解説】語学学校のいろんなコース~基本7コース+見つかる6コース』(近日公開予定)を参照してください。
 
・一般語学/集中語学コース
・バケーションコース
・マンツーマンクラス
・語学テスト対策コース
・大学進学準備コース
・高校進学準備コース
・ビジネス語学コース
・医療英語コース
・法律英語コース
・旅行英語コース
・ホスピタリティ英語コース
・教師宅ホームステイ
・語学+オプション
 
→やりたい言語から語学留学プランを見てみる
 

ワーキングホリデー

海外ワーキングホリデー
 
海外へ約1年間(国/条件次第でもっと長く)、自由に行けるのが「ワーキングホリデー」です。
 
18歳~30歳という年齢制限があり(国により異なる)、現地でアルバイトができるのがワーキングホリデーの最大の特徴です。
 
現地の学校に一定期間通学することもでき、勉強に旅行、仕事、ボランティア…と過ごし方次第で多彩な経験ができます。
 
ワーキングホリデーで行ける国は下記の国々です。(2020年6月時点)
 
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ(マルタ協議中)
 
→国別のワーキングホリデープランを見てみる

海外インターンシップ

海外インターンシップ
 
現地企業や団体での仕事を通じて学ぶスタイルです。報酬を得ながら研修する「有給インターンシップ」と、報酬を得ずに研修する「無給インターンシップ」があります。
 
仕事を通じて活きた語学力や会話力、コミュニケーションスキルを磨けるほか、海外でのビジネスを体で感じられることから、グローバル分野への就職や転職を希望する人にとってはメリットの大きいスタイルです。
 
一方で「ひとりの社会人」としての責任も発生することから、会社への貢献も求められるという厳しい面があります。
 
→海外インターンシッププランを見てみる
 

専門留学/資格取得留学

海外専門・資格取得留学
 
就職や転職、独立に向けて資格を取得したりキャリアスキルを身につけたい人、その国ならではの高い芸術性や専門性を深めたい人のための留学です。
 
専門留学例:
料理、製菓、製パン、美容、ダンス、音楽、ヨガ、アロマセラピー、マッサージ、自然療法、ホテル、航空、旅行、バリスタ、ワイン、バーテンダー、通訳、翻訳、日本語教師、映画、演劇、スポーツ、写真、アート、デザイン、ファッション、外国語教師、幼児教育、フラワーデザイン、ウェディングプランナー、医療、環境学、ビジネス、経営、IT・テクノロジー etc.
 
行く国や期間、目指すレベルによって、学校形態は異なります。短期大学や公立の専門学校、私立の専門学校、大学、大学院などが主な教育機関です。
 
また、国によってはきちんと卒業し資格や学位を取得すると、その後現地で就労できるビザが発給されたり、永住権申請のためのポイントをもらえたりすることがあります。
 
なかにはすでに日本でその仕事に就いていて、自分の専門性をより高めるための修行に行きたい人もいるでしょう。例えばすでに料理人としてのスキルを持っている人が研鑽を積むために現地のレストランで修行したり、一流校が主催する短期のワークショップに参加するようなケースです。
 
料理を例に出しましたが、ダンス、音楽、セラピー、医療、美術…など様々な分野で短期から行ける専門留学もたくさん開催されています。
 
「自分の将来は決めきれていないけれど、何か資格を取得しておきたい」
そんな人もいます。それも立派な目標です。
 
留学をきっかけに
 
「私は何が好きなんだろう」
「どの勉強ならつらくても頑張れそうだろう」
 
そんな視点で自分を見つめ直すのはとても有意義なことなのです。
 
→専門留学の分野別プランを見てみる
 

海外大学留学

海外大学留学
 
海外の大学には、日本にはない学部や、日本には少ない学部もあります。
世界に目を向けると、見たことも聞いたこともないような専攻分野もあります。
 
国ごとに教育制度、大学卒業までの年数は異なります。国によっては途中で専攻をチェンジしたり、二つの専攻を同時進行したりすることもできます。
 
入学願書の提出方法や合格までのルートも国によって大きく違います。ただし、一般的に言えるのは、日本の受験システムのように一発勝負のテストではなく、最終学歴の成績や論文提出、推薦状の中身などそれまでの取り組み方や将来への熱意、ポテンシャルや潜在的な才能といった面も加味して合否が決まるケースが多いと言えます。
 
現地のカレッジや日本の大学からの編入といったルートもあります。
 
行きたい国や、やりたい専攻、さらには自分の性格と合う教育方針などをよく調べて進学先を決めていきましょう。
 
→大学・カレッジ留学プランを見てみる
 

高校生の留学

海外高校留学
 
高校生の留学には次のような種類があります。多感な高校時代に、世界の高校生はどんな考え方をしているのか、世界にはどんな課題があるのか、自分はこれからどう生きていきたいと思っているのか、そんな想いに日々直面しながら、たくさんの経験を吸収できるでしょう。
 
ボーディングスクール留学
 
ボーディングスクールは寮と学校一体型の学校です。教師と学生が同じキャンパス内で暮らし、人としての成長を日常の中から見守っていきます。
 
スポーツや芸術など、専門性の高い高校もあります。
 
・どんな学生が通っているのか
・強みはなにか
・卒業後の進路
・規模
 
などを調べて学校選びをしたり、可能な場合は事前に視察や短期留学をしてみるのもおすすめです。
 
公立高校留学
 
地域の学生が主に通う公立高校。留学生は地域にホームステイをしたり、寮を持つ学校の場合には寮に暮らしながら通学をします。
 
公立であっても、海外の高校はそれぞれに強みを持っている場合が多いです。ラグビーが強い、音楽に力を入れている、など学校ごとの取り組みを知ったうえで進学先を決めるのが一般的です。
 
ボーディングスクールと同じく
 
・どんな学生が通っているのか
・強みはなにか
・卒業後の進路
・規模
 
については調べておきたいところです。
 
高校交換留学
 
約1年間、世界各国の高校に通います。一般的にはホームステイをしながら地域の学校に通い、地元学生と同じカリキュラムで一学年を過ごします。
 
高校留学はもともと、文化交流を目的としてスタートしたプログラムのため、比較的安い留学費用で留学できます。(一年間の目安:150万円~)
 
高校生の短期留学/サマー(ウィンター)スクール
 
多くの高校が夏休みや冬休みの間を利用して短期のプログラムを企画しています。また、民間団体が企画するサマージュニアキャンプなどもたくさん催行されています。
 
語学力を磨きながら、スポーツや観光、アート、音楽など多角的に国際交流できるようなスケジュールが組まれており、毎年様々な国のサマースクールに参加する高校生も少なくありません。
 
→高校生の留学プランを見てみる 
 

小学生・中学生の留学

海外小中学校留学
 
小学生・中学生のうちから国際性を身につけたいと考えるご家庭も多くなりました。
 
多感な小学生・中学生時代に、世界の学生はどんな考え方をしているのか、世界にはどんな課題があるのか、自分はこれからどう生きていきたいと思っているのか、そんな想いに日々直面しながら、たくさんの経験を吸収できるでしょう。
 
現在、小学生と中学生が選択できる留学形態は次のような種類があります。なお、小学生の場合には、保護者が同伴するケースもあります。
 

ボーディングスクール留学

ボーディングスクールは寮と学校一体型の学校です。教師と学生が同じキャンパス内で暮らし、人としての成長を日常の中から見守っていきます。
 
スポーツや芸術など、専門性の高い学校もあります。
 
・どんな学生が通っているのか
・強みはなにか
・卒業後の進路
・規模
 
などを調べて学校選びをしたり、可能な場合は事前に視察や短期留学をしてみるのもおすすめです。
 

公立学校留学

地域の学生が主に通う公立校に留学できる場合もあります。留学生は地域にホームステイをしたり、寮を持つ学校の場合には寮に暮らしながら通学をします。
 
公立であっても、海外の学校はそれぞれに強みを持っている場合が多いです。ラグビーが強い、音楽に力を入れている、など学校ごとの取り組みを知ったうえで進学先を決めるのが一般的です。
 
ボーディングスクールと同じく
 
・どんな学生が通っているのか
・強みはなにか
・卒業後の進路
・規模
 
については調べておきたいところです。
 

小学生・中学生の短期留学/サマー(ウィンター)スクール

ボーディングスクールなどが夏休みや冬休みの間を利用して短期のプログラムを企画しています。また、民間団体が企画するサマージュニアキャンプなどもたくさん催行されています。
 
語学力を磨きながら、スポーツや観光、アート、音楽など多角的に国際交流できるようなスケジュールが組まれており、毎年様々な国のサマースクールに参加する小中高生も少なくありません。
 
→小・中学生の留学プランを見てみる 
 

海外大学院留学

海外大学院留学
 
専門性を高めて将来のキャリアにつなげたい方や、研究を深めたい方にとって海外大学院留学は魅力的な進路のひとつでしょう。
 
海外の大学院で学べる専攻分野は多岐にわたり、その数は700種類以上とも言われています。
 
そのなかには法律家を目指す人のためのロースクール、医学者を目指す人のためのメディカルスクール、ビジネスや経営を専門に学ぶビジネススクールといった専門大学院も含まれます。
 
取得できる学位は修士、博士、グラデュエート・ディプロマ、グラデュエート・サティフィケイトなどです。
 
大学院留学はハードルが高いと思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。
 
議論やプレゼンなど日本人には不慣れな課題ももちろんありますが、それは大学や高校でも同じこと。自分の追求している専門分野に特化してテーマを深めているという面では、不得意な科目もやらなければならない大学の一般教養課程や高校などとくらべると、むしろ好きな勉強に没頭できる環境だとも言えます。
 
担当教授やメンターと相談できる機会も多くあり、大学院留学は決して一部のエリートだけが可能な留学スタイルではありません。
 
→海外大学院留学プランを見てみる
 

短期エグゼクティブMBA

エグゼクティブMBA
 
MBAだけに限らず、短期でできるビジネス系コースが世界のエリート校でたくさん開講されています。
 
社会人経験のある人、なかでも経営者・企業幹部・管理職などが多く受講しています。
日本では得られない最新の知見を得る機会であり、何よりもの魅力は世界に有望な人脈を広げられることでしょう。
 
1週間に凝縮したものから3か月くらいで完結するものまで、多彩に展開されています。
 

エクステンション留学

海外大学エクステンション留学
 
海外の大学のエクステンション講座を留学生も受講することができます。ビジネスやファイナンスコースなどのほか、インターンシップを伴うものや大学の授業を一部履修できるものもあります。
 
大学や大学院に入学するよりも短期間で受講できるため、留学期間に限りがある社会人や就職・転職に活かしたい学生にも人気があります。
 

海外ボランティア

海外ボランティア
 
海外でのボランティア経験は、地域や社会に貢献しながら自分についての発見があったり、成長を加速したりできる貴重な機会になるでしょう。
 
現在、募集されている海外ボランティアにはおもに次のような種類があります。
 
・途上国支援や開発
・医療/メディカル
・地域おこし・地域支援
・災害支援
・介護/福祉
・幼稚園/保育園/幼児教育
・動物保護/環境/自然/エコ
・教育全般/日本語教師
 
なかには1週間程度から参加できるものもあります。
 
→いろんな種類の海外ボランティアプランを見てみる
 

親子留学

海外親子留学
 
現在、海外で開催されている親子留学にはおもに次のような種類があります。
 

親+就学前の子ども

親が現地の学校(語学学校や専門、大学など)に通学し、就学前の子どもは、現地の保育園やチャイルドケアセンターに入所します。
 
子どもの語学力がなくてもあまり心配する必要はありません。遊びを通じて友だちは自然にでき、あっという間に親の語学力を超えていきます。
 

親+就学年齢の子ども

親が現地の学校(語学学校や専門、大学など)に通学し、子どもは現地の小学校や語学学校に通学します。
 
オトナ用コースとジュニアコースを両方持っている語学学校もあり、同じ学校の別クラスに通うということもできます。
 

短期親子キャンプ

親子で一緒に参加できる短期キャンプでは、親子で一緒に楽しめるアクティビティやゲームが多数用意されています。初めての親子留学で別々のコースに行くのが不安な人でも、常に目が届く範囲にいたり、同じような立場の保護者同士で友達になれたり、といったメリットがあります。
 
→いろんな種類の親子留学プランを見てみる
 

大学交換留学

大学交換留学
 
日本の大学の多くは、海外の大学と協定校として提携しています。在籍学生はそれら協定校に約1年間、交換留学生として留学できる権利があります。
 
私費で留学するのにくらべ安めの費用で留学できる場合がほとんどです。また、留学中に取得した単位をそのまま日本の大学での単位に振り替えられるケースが多く、学年を落とすことなく留学できるのもメリットです。
 
協定校への交換留学には人数制限があり、そのため学内審査があります。各大学が設定する基準を満たしたうえで審査に応募、合格する必要があります。
 

ファームステイ

海外ファームステイ
 
ファームステイにはおもに次の2種類があります。
 

観光ファームステイ

観光ファームステイでは短期間ファームを体験でき、動物と触れ合ったり農家でとれた新鮮な野菜で食事を楽しんだり、「海外の田舎暮らし」を満喫することができます。
 

就労ファームステイ

農場や牧場などでしっかり働き、賃金を得ながら生活するファームステイ、主にワーキングホリデーの人に人気があります。
 
オーストラリアのようにファームで働いた実績があるとワーキングホリデー期間をもう1年延長することができる『セカンドワーキングホリデー』といった制度もあります。
 
海外のファームは日本の何倍も大きなスケール。気温や乾燥、日差しの強さも日本と異なります。自分の体力と相談しながら、応募するファームステイを選びましょう。
 
→いろんな種類の海外ファームステイプランを見てみる
 

オペア/デミペア

オペア・デミペア
 
家事を手伝うことを条件に、滞在費が免除に(もしくは安く)なるのがオペア/デミペアです。育児のサポートや家の掃除などの家の仕事以外の時間に、語学学校に通うこともできます。
 
滞在費が節約できるため留学の総費用を安く抑えられるのが魅力です。
 
仕事上のコミュニケーションが取れる必要があるため、ある程度の語学力が基準として求められます。語学レベル中級者以上におすすめです。
 
→いろんな種類のオペア・デミペアプランを見てみる
 
以上、たくさんある留学の種類についてまとめてお伝えしてきました。
今後、それぞれの留学をさらに詳しく深堀りした記事を追加していきますので、ぜひそちらも参考にしてみてください!
 
※無断転載禁止
※引用の際は編集部(info@joshiryu.com)までご一報をお願いいたします。
 
(女子Ryu編集部)