留学準備の百科事典
留学したくなったら、いろんな準備を始めます。
ここでは、初めての留学の方を対象に、留学準備から出発までをご案内します。
1.どんな留学がしたいかを「女子Ryu」でいろいろ探しましょう。
留学にはいろんな種類があります。
短期留学、お稽古留学、海外ボランティア、ワーキングホリデー、インターンシップ、ママ留学・・・
ああ、頭がいっぱいになりそうですね。
そんなときは「女子Ryu」を読んで、楽しみながらお勉強。
この画面・左サイドを 「ぷちっ」 「ぷちっ」 とクリックしていくと、いろんな留学プランを見ることができますよ。
ピンと来たプランがあったら 『クリップ』 しておきましょう。
『クリップ一覧』 からカンタンに無料で資料請求できます。
2.資料が届きます!
届いた資料をくまなく読んで、担当の留学会社にあれこれ質問しましょう。
「こんなに聞いてウルサイかな…?」なんて遠慮は無用。
ひとりで海外に行くのです。不安があってあたりまえ。
わからないことはなんでも相談してみてください。
3.申し込むプランを決めましょう!
プランを申し込んだら、担当の留学会社がこれからの手順を教えてくれるので安心です。飛行機を予約したり、滞在先を決めたり、ビザを申し込んだり、空港への出迎えを頼んだり…いっぱいやることが出てきて、忙しくなります。たいていは留学会社がこれらすべてを代行してくれるので、指示に従えば安心です。
4.ホームステイ先へのおみやげを買いましょう!
ホームステイする方は、ご挨拶をかねてシンプルなおみやげを持っていくのが一般的。食品類は渡航国に持ち込み制限がないかどうか、担当会社に確認をとってからにしましょう。
5.荷物を用意しましょう!
ほとんどのことを留学会社がやってくれても、これだけは自分で全部やらなければいけません。思い切って、荷物はなるべく少なくしてください。ほとんどのものは現地でそろえられます。(むしろ増えます)
6.出発前の説明を聞きましょう!
ほとんどの留学会社では、出発前に説明会を催します。乗継の方法や出迎え担当者の見つけ方など、最後の質問を、どしどししましょう。
7. 飛行機に乗って、さあ出発!
飛行機の中では、まだ見ぬ世界を考えて少し緊張してしまうかもしれません。お気に入りの映画を見たり、機内食を楽しみにして、なるべく着いてからのことは考えないで!新しい出会いを楽しみに、ゆっくり休息をとってください。
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到着したら、あなたの新しい生活が始まります。
泣いたり笑ったり、いろんな経験をして、素敵な女性になってお帰りください。
お帰りになったら、ぜひ、「こんな体験をしたヨ」とお知らせくださいね。
首を長くして、おまちしております。
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<留学便利用語集>
AA(Associate of Arts)
文系学部の準学士号。北米の短期大学や一部の専門学校を卒業すると授与されます。
AAS/ AASc
理系学部の準学士号。北米の短期大学や一部の専門学校を卒業すると授与されます。
accommodation
滞在先。ホームステイや、アパートメント、学生寮、ルームシェアなどが一般的です。
activity
課外活動。語学学校には通常授業以外に、学生間の交流を深め、より有意義に留学生活を送ってもらうための課外活動があります。バーベキュー、旅行、スポーツ大会、映画鑑賞など、種類はさまざまです。
BA(Bachelor of Arts)
文系学部の学士号。大学や一部の専門学校を卒業すると授与されます。
bachelor
学士号。大学や一部の専門学校を卒業すると授与されます。
boarding school(ボーディングスクール)
全寮制の小中高校のこと。教師が寮にともに滞在するのが一般的で、生活面を含めて教育することが目的。
BS/ BSc(Bachelor of Science)
理系学部の学士号。大学や一部の専門学校を卒業すると授与されます。
business school(ビジネススクール)
経営学大学院。MBAコースのほか、学期単位でとるサティフィケイトコースやディプロマコースも開催。
Cambridge ESOL Examination
ケンブリッジ英検。
co-op
授業の一部を実習で行い、講義とインターンシップを組み合わせたプログラム。一部のco-opプラグラムでは、インターンシップ部分が有給で行われるため、留学費用の一部を補ったり、より本格的な即戦力授業を求める学生に人気があります。
coed
共学校のこと。
community college(コミュニティカレッジ)
公立の短期大学(主に北米)。
4年制大学への編入を目的とした「編入コース」と職業訓練を目的とした「キャリアプログラム」に分かれています。準学士号を取得できるほか、半年~1年でとれる短期サティフィケイトコースもあります。
dormitory
寮。大学や中高付属の寮と、外部の民間寮に分かれます。1人部屋~4人部屋が一般的です。
ホームステイよりも独立性を重視したり、学生同士のつながりが欲しいという学生に人気があります。
ELICOS
オーストラリア政府認定の英語コース。オーストラリアで学生ビザを取得するなら、ELICOSコースに通学する必要があります。英語の授業でもELICOS認定されていない場合には、学生ビザを取得できず、ワーキングホリデーか観光でしか入国許可がおりません。長期留学の方は必ずELICOSコースであることを確認してから申し込みましょう。
ESL
アメリカにおける英語コースのこと。English as a Second Languageの略で、第二外国語として英語を学ぶ人のための授業を行います。
EFL
一般的にイギリスにおける英語コースのこと。English as a Foreign Languageの略で、外国語として英語を学ぶ人のための授業を行います。
extension(エクステンション)
大学などで行われる社会人講座や公開講座のこと。
分野は幅広く、ビジネス・経営から芸術、職業訓練、文化、スポーツ、外国語など広範囲にわたります。地元の人が混じるコースと、おもに留学生を対象としたコースに分かれます。社会経験がある留学生や、短期集中型で大学の良質な教育を受けたい留学生に大変人気があります。
F-1 visa
アメリカの学生ビザの一種。主に短大、大学、英語コースなどに通学する学生が取得します。
financial statement
財政能力証明書。出願のときや、学生ビザ取得のときなど、ケースバイケースで必要となります。外国語表記が必要なものや金融機関から発行されるもの、保証人サインが必要なものなど、どのような財政能力証明書が必要となるか必ずご確認の上でご提出ください。
foundation course(ファウンデーションコース)
日本の高校卒業資格を持つ学生がイギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどの大学へ入るための準備コース。これらの国では、日本の4年制大学における一般教養課程が省かれる代わりに3年間で大学卒業するため、一般教養課程の単位を埋める目的で開催されています。(日本や北米で短期大学卒業、または一般教養課程修了の方は、直接大学に出願することができます。)
ファウンデーションコースには大学付属のものと、民間のものの2種類があります。大学と提携していることが多く、提携大学への出願の場合は内申点計算が簡単に済むというメリットがあります。もちろん、提携大学以外への出願も可能です。
graduate
大学院。主に修士課程のことを指します。
なお、専門大学院については下記のように呼ぶのが一般的です。
・ビジネス・経営学大学院=ビジネススクール
・医学部大学院=メディカルスクール
・法学部大学院=ロースクール
guardian
18歳以下(一部の国では「未満」)の学生が留学中、現地での保護者代わりとなる人。中高生の留学ではガーディアンを確保しなければほとんど入学は認められません。
H visa
アメリカのビザの一種で、おもに就労するためのビザ。
homestay(ホームステイ)
一般家庭の一室を間借りする滞在形式。ローカルの日常生活を体験したい学生や、家族とのコミュニケーションを望む学生に人気です。
一般家庭と言っても、子供を独立させた老婦人や、シングルマザー、若夫婦などその家族構成はさまざまです。また、移民文化が発達している地域では、アジア・中近東・ヨーロッパ等人種も多様です。
I-20
アメリカで政府認定の学校へ通う場合の入学許可証明書。
I-20を取得してから、学生ビザの申請を行います。アメリカの学生ビザステイタスは、パスポートとI-20が両方そろっていることが条件です。
IELTS(アイエルツ)
英語検定試験の一種。
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは大学や専門学校への入学基準証明として一般的です。
internship(インターンシップ)
法人や職場での仕事をすることで能力を磨く研修方式。
教室での講義ではなく、現場体験ができるため、社会人はじめキャリアアップを目指す留学生に人気の留学です。即戦力を身につけ、外国語を使っての仕事は、短期間でのレベルアップも期待できます。
インターンシップには無給と有給の2種類があり、留学生の経歴や能力によって待遇が変わります。
JYA (Junior Year Abroad)
イギリスの大学に一年間入学し、正規の講義や英語授業などを取れる留学コース。単位を取得して、日本の大学の卒業単位に組み込める場合もあります。
イギリスの学期開始時期に合わせてスタートするため、日本の大学の休学時期を合わせたり、入学基準となる英語力を考慮して出願先を選びます。
law school
法学部大学院。
liberal arts
一般教養課程。日本や北米の大学教育は一般教養課程を経て専門課程へ上がるのが一般的です。専攻科目にあわせて、さまざまな一般教養授業を必須と選択あわせて単位取得します。
北米では、一般教養課程のみ、短期大学で受講することができます。4年制大学に入学する成績が満たない学生や、4年制大学よりも授業料を安く抑えたい学生、大規模なレクチャー型授業より小規模校から始めた学生などに便利なシステムです。
liberal arts college(リベラルアーツカレッジ)
主に北米に見られる大学の種類で、大規模な総合大学に対し、「良質な教養を身につけた大人」を送りだすことを目的に創立されている私立大学。多くは小中規模で、学生同士のふれあいを重視する人や、総合大学の大人数では不安だという人に向いています。
大学はそれぞれ教育ポリシーがはっきりしており、私立校であることも含め、比較的裕福な家庭の子弟が通うことも多いといわれています。